敏感肌研究室

敏感肌ならではのご相談に対し、
医学的に正しいデイリーケアの観点からお答えする新連載。
季節や環境の影響を受けやすい敏感肌に寄り添い、
健やかな状態を保つための知恵が満載です。

季節は春。メイクを楽しみたいけれど、肌荒れ中。こんな時、ベースメイクはした方がいい?しない方がいい?どうするのがベストか教えてください!

例えば、ニキビがちょっとできているレベルであれば、普段通りのメイクで構いません。しかしお肌への負担を減らすために、紫外線吸収剤を使用していない、低刺激で安全性の高いメイク用品を選びましょう。
そして、赤み・痒み・ヒリヒリなどの症状を伴う時は、何かしら皮膚に炎症が起きています。このような時は皮膚科を受診し、適切な薬物治療を受けましょう。その上で、さらなる悪化を防ぐためにも保湿、紫外線対策、ベースメイクを並行して行ってください(トラブルがある素肌で紫外線を浴びると、より深刻なトラブルを招く可能性があります)。
最後に、どんな状態においても一番大切なのは十分な保湿です。水分をたっぷりと含んだお肌はバリア機能が高く、肌荒れや紫外線のダメージを最小限に食い止めることができますからね。

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