ハーブ&アロマ1

「ローズマリー」は地中海沿岸が原産のシソ科のハーブです。
生命力が強く、栽培しやすいので家庭菜園のハーブとしても人気があります。
肉や魚をはじめ様々な料理の風味づけに使われますが、料理だけではなくハーブティーとしても飲まれています。

また、最近では認知症予防に効果があるアロマとしてローズマリーの精油が人気を集めています。
認知症の初期症状として嗅覚の衰えがまず表れるそうです。
ローズマリーが効果的といわれますが、他の好きな香りでもかまいません。
生活の中に香りを取り入れることで脳のはたらきを活性化させてみてはいかがでしょうか。

ローズマリーの学名は「Rosmarinus officinalis」といいます。「Rosmarinus(ロスマリヌス)」は「海のしずく」という意味です。
その名の通り、海沿いに自生し、淡いオーシャンブルーの小さな花を咲かせます。
葉は針のように細くシャープな形をしています。香りも樟脳に似たスッと鼻に抜けるシャープな香りです。
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また、名前の由来は「Rose of Mary(聖母マリアのバラ)」とも言われています。
聖母マリアが幼いイエスを連れてエジプトへ逃れる途中、ローズマリーの茂みに衣をかけると白い花が青くなったという伝説が残っています。

ローズマリーは、ヨーロッパでは古くから「記憶のハーブ」とも呼ばれてきました。
古代ギリシャの学者や学生達は、脳のはたらきを活性化し記憶力を高めるためにローズマリーを身につけたそうです。
シェイクスピアの戯曲「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」にもローズマリーが記憶のシンボルとして登場します。
%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%83%bc「若返りの薬」とも呼ばれ、14世紀にハンガリーの女王エリザベートがローズマリーを使用した「ハンガリアンウォーター」で持病のリウマチを回復し、隣国の王子からプロポーズされたという話は有名です。