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内側から健やか肌に(文字)

日本では、女性の4人にひとりは貧血だといわれています。
貧血と聞くと、立ちくらみや頭痛などの症状を思い浮かべるかと思いますが、実は肌に起きているトラブルも貧血により引き起こされているかもしれないのです。

意外と知られていない貧血と肌トラブルの関係を今回は取り上げていきたいと思います。

医学的に貧血とは、「体内の赤血球量の減少、それによる酸素運搬容量の減少」と定義されていて、具体的には、末梢血液中の赤血球ヘモグロビンの濃度減少する事をいいます。

症状としては、めまい、だるい、手足の冷え、顔色が悪い、朝起きられない、息切れ、肩こり、 免疫力の低下、などの体調にあらわれるものや、集中力の低下、気持ちが不安定になる、小さな事にもクヨクヨするといった精神面やモチベーションに影響を与えることもあります。

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赤血球やヘモグロビンは、血液中を巡り、全身に酸素を運ぶ働きをしています。
しかし、貧血ではこれらが減少してしまっているため、全身の細胞に十分な酸素が行き渡らなくなってしまうのです。
健康な細胞をつくるためには、「十分な酸素」と十分な栄養が必要です。
酸素不足になった細胞は、スムーズな生まれ変わりができなくなり、さまざまな影響が出てきます。
肌も細胞でできているため、肌トラブルが引き起こされるのです。(参考:肌の構造 なぜうるおいケアが必要なのか?)

具体的には、細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れることによる肌の乾燥、髪のパサつき
血液の巡りが悪くなることによる顔色の悪さ、目の下のクマ
鉄分不足によりコラーゲンを生成しずらくなり、たるみ、二重あご
といった肌トラブルにつながっています。

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貧血は、赤血球を造るために欠かせない鉄やビタミンB6・B12、葉酸、たんぱく質などの栄養が欠乏する事で起こっている一種の栄養障害です。
貧血を改善するための食事と言ったら、「レバー」「プルーン」といった食品を思い浮かべ、鉄分を補給すれば大丈夫でしょう!と思う人が多いかと思います。
鉄分を多く含む食品としておすすめは、レバー(豚、鶏、牛)・カツオ・牡蠣・大豆製品・ひじき・ほうれん草・小松菜ですが、主食・主菜・副菜の揃ったバランスの整った食事を心がけましょう。

また、

  • ビタミンCを一緒に組み合わせてとる。
    (ビタミンCは、鉄を吸収しやすい形に変えてくれるため)
  • 食事中に緑茶や紅茶、コーヒーを一緒に摂らない。
    (緑茶等に多く含まれている渋み成分のタンニンは、鉄と結合すると、吸収を悪くするため)
  • ゆっくりよくかんで食べる。
    (胃液が多く分泌されることにより、鉄分の吸収がよくなるため)

といった食べ方の工夫もできるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

∞最後までお読みいただきありがとうございます∞