敏感肌コンシェルジュ

【敏感肌研究室】肌荒れ中のメイクアップ


肌荒れ中のメイクアップのご相談

季節は春。メイクを楽しみたいけれど、肌荒れ中。

こんな時、ベースメイクはした方がいい?しない方がいい?

どうするのがベストか教えてください。

 

ニキビがちょっとである程度のときは?

ニキビがちょっとできているレベルであれば、普段通りのメイクで構いません。

しかしお肌への負担を減らすために、紫外線吸収剤を使用していない、低刺激で安全性の高いメイク用品を選びましょう。

 

赤み・痒み・ヒリヒリなどの症状を伴う時は?

何かしら皮膚に炎症が起きています。

このような時は皮膚科を受診し、適切な薬物治療を受けましょう。

その上で、さらなる悪化を防ぐためにも保湿、紫外線対策、ベースメイクを並行して行ってください(トラブルがある素肌で紫外線を浴びると、より深刻なトラブルを招く可能性があります)。

 

十分な保湿が大事!

どんな状態においても一番大切なのは十分な保湿です。

水分をたっぷりと含んだお肌はバリア機能が高く、肌荒れや紫外線のダメージを最小限に食い止めることができますからね。

 

教えてくれたのは 藤原 沙和子 先生
(日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員)

敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。

 

 

 

次回は頭皮のフケ・かゆみについて伺います。お楽しみに。