“Melissa mill(メリッサ・ミル)”美容コラム

靴磨きに学ぶ、日々のお手入れ

新年明けましておめでとうございます

  • 慌ただしい師走が過ぎ、お正月に少しのんびりしたかと思えば、新年会や、人と会うイベントが詰まっている…という方も多いのではないでしょうか。
    こうした時期に思い出すこと。それは昔、先輩モデルに言われて印象的だった「忙しい時ほど、靴をチェックしなさい」という言葉です。

    日本人が大切にする“身だしなみ”とは、着飾ることではなく、お会いする方へ嫌な気分をさせない(清潔さを保つ)という礼儀だと、その先輩は教えてくれました。
    髪を整え、爪をきれいに保ち、清潔なハンカチを持つのと同じように、出かける直前に、靴の汚れをチェックすることで、【気持ちを引き締める効果】があるそうです。
    確かに他人の靴の汚れの方が目につきますし、いくら素敵で高価な服を着ていても、靴が汚れていたら台無しです。

     その先輩は、靴磨きが趣味で「靴の磨き方」も教えてくれました。
    先輩曰く、靴に使われている革も私たちのお肌と同じで、保湿が必要なのだそうです。
    汚れを落とした後、(これは先輩のやり方ですが…)柔らかな布で水分を丁寧に塗り、革を柔らかくするクリームの後、靴磨きのクリームを塗り、磨きあげると…その靴はとても柔らかくピカピカになりました。

  •  「ヨーロッパの貴族は、靴を磨くのにシャンパンを使っていたんだよ」とその先輩は得意げに言っていましたが、その話が本当でなくても、それだけヨーロッパでも靴を磨くという行為が、大切にされてきたということでしょう。
     そんな話を思い出しながら、この乾燥する時期を乗り切るために、私たちもせっせと顔に保湿をしています。
    夏の汗による汚れと同じように、乾燥は肌のトラブルに直結してしまうので「ちょっと多いかな」と思うぐらいの保湿が大切。
    コットンに『モイスチュアライジングローション』をたっぷりふくませ、パッティング。
    特に乾燥が気になる日は、化粧水を何度もコットンに足してパッティングを繰り返します。
    最近、お気に入りなのは『スーパースキンジェル』で顔全体を保湿した後、頬や目の周りなどに『アクアビーテエマルジョンクリーム』を塗る方法です。

    靴磨きもそうですが、日々の積み重ねが美しさの原動力になります。
    季節に合ったお手入れ方法で、今年も美肌な一年を。

PAGE TOP