敏感肌コンシェルジュ

【皮膚科の専門医】がお悩み・疑問にお答えしますー敏感肌の方の美白ケアについてー



毎年5月~8月にかけて、わたしたちに降り注ぐ紫外線量はピークを迎えます。

お肌の大敵である紫外線量が増えるこの時季に、何もケアをせず放っておくと、シミやソバカス、シワ、たるみなどの肌トラブルに繋がりかねません。

普段のスキンケアに美白美容液を取り入れ、紫外線によるダメージをケアしてあげることが大切ですが、敏感肌の方は美白美容液がお肌への負担にならないか、ご不安に感じられる方も多いのではないかと思います。

そこで今回は、シミ・ソバカス対策についてお悩みを抱えている敏感肌の方のご質問に、皮膚科の専門医 藤原沙和子先生が答えてくれました。

Q.今月のお悩み

【敏感肌ですが、日焼け止めを使う以外にシミ・ソバカス対策はどうしたらよいでしょうか?】

日焼け止めを使ったUVケアはしていますが、最近シミ・ソバカスが増えてきたようで気になります。肌が敏感なので、いつものスキンケアにアイテムを加えるのは不安です。どうしたら良いでしょうか?

A.専門医の回答

【敏感肌の方こそ、美白美容液を取り入れたシミ・ソバカス対策が大切です。】

シミができる主な要因は紫外線です。紫外線などの外的刺激を受けると、肌の内部で炎症が起こり、シミのもととなるメラニンが生成されます。通常は肌のターンオーバー※によって排出されますが、乾燥や極度の炎症により、ターンオーバーが乱れると、メラニンが蓄積されシミが発生します。

特に、敏感肌の方は肌のバリア機能が弱く、ターンオーバーが乱れやすいことから、シミができやすいと考えられます。

そのため、敏感肌の方こそ、美白美容液を取り入れたシミ・ソバカス対策をすることを強くおすすめします。もちろん、日焼け止めによる紫外線対策・朝晩の保湿は、肌のターンオーバーを正常に保つために欠かせません。それに加えて、メラニンの生成を抑制する美白美容液を使うことで、シミ・ソバカスを予防することができます。

そこで、敏感肌の方にとって大切なのが、美白美容液の選び方です。

《美白美容液を選ぶ時の3つのポイント》

Point.1 肌に刺激になる成分を含まない

肌に刺激となる主な成分

〈防腐剤 〉〈合成香料〉〈 アルコール〉 など

Point.2 配合されている美白成分を確認する

美白美容液に含まれる主な美白成分

〈アルブチン〉穏やかに作用するため、敏感肌の方に適しています。成分が安定しており紫外線による影響もないため、夜だけでなく朝のスキンケアに取り入れられるのも嬉しいポイントです。

〈レチノール 〉紫外線で分解されやすいため、夜の美白対策に適しています。

〈ハイドロキノン〉比較的刺激の強い成分ですので、敏感肌の方は注意が必要です。

Point.3 保湿成分が豊富に含まれている

主な保湿成分

〈グリセリン〉〈ヒアルロン酸〉〈セラミド〉など

以上3つのポイントで、含まれている成分を確認し、安心・安全に使用できる美白美容液を選び、夏だけではなく、年間を通して美白ケアを行うことで、敏感肌の方も、積極的なシミ・ソバカス対策をしましょう。

 

教えてくれたのは 藤原 沙和子 先生
(日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員)

敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。

 

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