10月に入ると空気の乾燥が一気に進み、朝晩の気温差も大きくなります。
この記事ではは秋支度スキンケアの第二段階【守る】をテーマに、本格的な乾燥シーズンに向けて見直したいケアについて、引き算ケアの考え方も交えてお伝えします。

日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員
敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。
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① 10月の肌で起きていること
秋から冬にかけては空気中の湿度が急激に下がり、肌の水分も失われやすくなります。
夏の紫外線や冷房などの影響に加えて、この時期特有の乾いた空気と朝晩の気温差が、肌にとって新たな負担となります。
9月のうちに水分と油分のバランスを整えていても、10月に入ると、それだけでは物足りなく、乾燥に追いつかないと感じる方が増えます。
特に、Tゾーンに比べて皮脂が少ない頬や口もとなどは、乾燥のサインが出やすくなります。
また、暖房を使い始める方も増え、室内の湿度低下が肌の乾燥に拍車をかける時期でもあります。
② バリア機能を【守る】ケアへ切り替える
皮脂の分泌量は気温の低下とともに減っていきます。
皮脂は肌表面を覆い、角質層から水分が失われるのを防ぐ役割の一部を担っているため、皮脂が少なくなると乾燥を感じやすくなります。
9月の【補う】ケアで水分と油分のバランスを整え、さらに10月からはクリームやバームなどで油分も補い、水分が失われにくい状態に整える【守る】ケアを意識しましょう。
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ここでも大切なのは、やみくもに何かを重ねることではなく、肌に必要な油分を過不足なく補い、バリア機能を健やかに保つという引き算の視点です。
多く塗ればよいわけではなく、肌に合った質・量を見極めることが、結果的に肌を守ることにつながります。
③ 秋支度スキンケア【守】の実践方法
STEP1 化粧水の後に、油分をプラスする
これまで化粧水だけで済ませていた方も、10月からはクリームなどで油分をプラスしてください。
低刺激のものを選ぶことで、肌への負担を抑えながら保湿することができます。
特に敏感肌の方は、低刺激でシンプルな処方のものなど、肌がゆらぎやすい季節でも使い続けやすいものを選ぶと安心です。
STEP2 【軽い使用感】にこだわる
油分をプラスするというと、重たいテクスチャーを想像されるかもしれませんが、本格的な乾燥シーズンを迎える肌には、軽い使用感でありながら水分が失われにくい状態に整えるクリームがおすすめです。
べたつきを感じにくく、毎日続けやすいものを選びましょう。
STEP3 皮脂が少ない部位を意識する
頬や口もとなど、皮脂の分泌が少なくカサつきやすい部位には、少し重ね付けするなど、部位に応じたケアを心がけてください。
顔全体を保湿したうえで、乾燥しやすい部位には必要に応じて重ね付けするなど、ひと手間加えることが、この時期のポイントです。
④ よくある質問
秋支度スキンケアは、9月の【補う】から10月の【守る】へと、季節の進みに合わせてケアの重心を移していくことが大切です。
足りなくなった油分を過不足なく補い、バリア機能を健やかに保つことが、本格的な乾燥シーズンを健やかに乗り切るための土台になります。
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